未経験から技術者に転職するならワット・コンサルティング 公式HP
未経験から技術者に転職するならワット・コンサルティング 公式HP
第二新卒の今がチャンス!未経験から手に職をつけられる研修ガイド『第二テン職』 » 数字でわかる建設業界のリアル » 建設業界のボーナスはいくら?

建設業界のボーナスはいくら?

建設業界の平均ボーナス

2023年夏季賞与

日本経済団体連合会の2023年夏期賞与の調査結果を見ると、平均ボーナスの支給額TOP3は建設、食品、機械金属の業界でした。

イメージ

建設業界のボーナス額は2位以下に20万円近い差をつけており、全業界の平均とは30万円以上も高い結果になっています。前年の建設業界の夏季ボーナスは1,288,034万円だったため、増減率は-2.73%ではあったものの、他業界からすると減った割合は少ないといえます。

夏季だけで100万円を超えるボーナスが出る業界は、建設業の他に食品、機械金属、造船、自動車の4業界しかありません。建設業界の夏季ボーナスは業界の中でも高いことがわかります。

参考:日本経済団体連合会「2023年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果」(https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/056.pdf)

2022年年末賞与

建設業界の夏季ボーナスは業界トップでしたが、年末賞与はどうでしょうか。厚生労働省による2022年の「毎月勤労統計調査」の統計では、年末賞与のTOP3は建設、電気・ガス・熱供給等、不動産・物品賃貸でした。

イメージ

年末賞与だけを見ると、100万円を超えているのは建設業と電気・ガス・熱供給等の業界だけですので、年末賞与を見ても建設業はトップの額です。

建設業の夏季+年末のボーナス支給額は、230万円を超えており年収も高額であることが予想されます。

他業界と比較してみても建設業の年末賞与は高く、転職において年収の高さを重要視しているなら注目すべき業界です。

参考:厚生労働省(e-Stat)「毎月勤労統計調査 全国調査(年末賞与)2022年」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450071&tstat=000001011791&cycle=7&year=20220&month=0&tclass1=000001015912&result_back=1&tclass2val=0)

年齢・勤続年数別の平均ボーナス

建設業の中でも、年齢や勤続年数によって平均ボーナスの額が変わります。建設業では年齢や勤続年数が違えばどのくらいの差があるのでしょうか。

ここではe-Stat「令和4年賃金構造基本統計調査」の結果を参考に、100〜999人規模の企業、大卒男女の調査結果を参考にまとめました。

【年齢別・勤続年数別 賞与平均金額】※()内は勤続年数

イメージ

建設業では大卒以上入社の場合、勤続年数が7年を超えれば1千万円を超えるボーナス(夏季+年末)が支給されています。勤続年数が2年未満の20代前半でも、年間賞与が300万円を超えていますから、これに給与が加われば年収はかなりの高額になります。

参考:「令和4年賃金構造基本統計調査」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001202310&tclass2=000001202312&tclass3=000001202328&tclass4val=0)

【編集チームまとめ】大手建設業のボーナスは高額傾向

このページで調査したのは大手建設業のデータを元にしましたが、全業界でみても建設業界のボーナスは高いことがわかります。

さらに年齢や勤続年数が上がればしっかりボーナスも上がっており、給与と合わせれば高い年収が期待できます。

長く働くためにも就職先とのミスマッチを防ぎ、自分に合った企業への転職が大切です。

こちらのサイトでは第二新卒の方向けに、建設業界の将来性について解説しています。転職の参考にしてみてください。