未経験から技術者に転職するならワット・コンサルティング 公式HP
未経験から技術者に転職するならワット・コンサルティング 公式HP
第二新卒の今がチャンス!未経験から手に職をつけられる研修ガイド『第二テン職』 » 数字でわかる建設業界のリアル » 建築で役立つ資格にはどのようなものがある?

建築で役立つ資格にはどのようなものがある?

手に職をつけたいと考えている人は注目してほしい、「建築で役立つ資格」を紹介します。アンケート調査をもとに、どのような資格がおすすめなのかをまとめていますので、建築業界に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

建設業で役立つ資格は建築士と施工管理技士

情報メディア「電気資格研究所JABO」が行った、「土木・建築の仕事で役に立つ資格」についてのアンケート調査によると、第1位は「建築士」、次いで「施工管理技士」、「大型特殊免許」、「電気工事士」と続く結果となっています。ここでは、それぞれの資格について詳しく見ていくことにします。

イメージ

建築士

・特に一級建築士の資格は設計・施工に於いてはどの分野でも万能に活用できる資格であるため建設業界で働く上で最も重宝される資格だと思います。(男性20代)

・建築士というのは土木において1番必要な物なので価値の高い資格だと思うからです。なので1番に選びました。(男性20代)

「建築士」とは、建物の設計や工事管理を担うための資格です。こちらの資格は、「一級」「二級」「木造」の3種類に分かれており、それぞれ建物の規模や用途、構造に応じて取り扱い可能な範囲が定められています。

一級建築士は国土交通大臣から認可を受けている資格であり、設計を手がける建物には制限が設けられていません。二級建築士は都道府県知事から認可を受けている資格で、設計可能な建物に制限があります。また、木造建築士も都道府県知事からの認可を受けている資格となっており、設計可能な建物は木造限定となります。

施工管理技士

・土木施工管理技士は国家資格であり、4000万以上の下請け契約を締結した工事に専任で技術者として配置されるので職場で重宝されるからです。(女性30代)

・規模が大きな工事を受注できるようになるので土木施工管理技士を持っていると経営者としては会社の為にもなるし、お勤めの人は昇給にも係る資格なので持っていると良い。(女性40代)

「施工管理技士」とは、工事を行う上で必要となる管理に携わる資格です。例えば工事現場での指揮監督や、請負契約内容が適切かどうかの判断を行う、工事現場の近隣住民へ説明を行うなどさまざまな業務を担当します。

施工管理技士は、分野によって「建築施工管理技士」「土木施工管理技士」「電気工事施工管理技士」「管工事施工管理技士」「電気通信工事施工管理技士」「建設機械施工管理技士」「造園施工管理技士」の7種類があり、それぞれ1級と2級に分かれています。こちらの資格を取得すると、携われる工事の幅が広がるといったメリットがあります。

大型特殊免許

・主人が土木関係で仕事をしており、上記の免許を取得していますが、免許をもっていることで必要とされて呼ばれることが多々あるので良いと思います。(女性30代)

・重機やクレーンの操作は別途技能講習が必要だが、運転するには大型特殊が必要になってくる現場によっては公道の走行も必要になるため、持っていないと道交法違反となる。(男性40代)

「大型特殊免許」とは、公道で特殊な車両を運転する際に必要な免許です。例えば、ラフタークレーンやトラクター、コンバイン除雪車などが該当しますが、あくまでも公道を走るための免許であり、特殊車両を使用して作業をするには、車両に応じた免許・資格を取得する必要があります。

他の運転免許よりも比較的短い期間で取得でき、取得した場合には大型特殊自動車の他、小型特殊自動車や原付も公道で運転できるようになります。

電気工事士

・電気工事士の資格は扱える範囲が広いため、非常に有用な資格です。持っているだけで色々と優遇されると思います。(男性40代)

・電気は建物を建てる上で大切なことだからです。建物に必要だし必ず求められるスキルなので仕事にも困りません。(男性20代)

「電気工事士」は、電気設備の工事や取り扱いを行う際に必要となる資格であり、「第一種」「第二種」の2種類に分類されています。「第二種」の資格を取得した場合、一般住宅や小規模な店舗・事業所など600Vで受電する設備を取り扱うことができます。また「第一種」を取得すると、第二種の範囲に加えて、最大電力500kW未満の工場やオフィスビルなどの電気工事、高圧の送電線に関する電気工事を扱えるようになります。

参照元:電気資格研究所JABO(https://sublogg.com/electric/
参照元:株式会社レビュー | プレスリリース(https://newsrelea.se/BEQOlb

【編集チームまとめ】興味のある資格をチェックしてみよう

建築で役立つ資格として「建築士」、「施工管理技士」、「大型特殊免許」、「電気工事士」についてご紹介してきました。下記のページでは、役立つ資格の第2位として紹介した「施工管理技士」の仕事について詳しく解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

施工管理の仕事を解説!どうすればなれる?