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介護職からの転職

目次

なぜ介護職は離職率が高いといわれるのか

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 介護業界もこれから伸びていく市場であることは間違いありません。ただ給与が安い、身体的・精神的に負担があるといった理由から、第二新卒での転職を考える方も少なくないようです。

介護職に従事している方の転職への意識やおすすめの転職先について解説していきます。

労働時間

介護職は入所者がいる以上定められた時間だけ営業するものではありません。24時間営業で、状況によっては勤務時間を超えて労働することも少なくありません。それは介護職という業種上やむを得ないことですが、休憩も満足に取れないということも多々あります。

そうなれば、必然的に体力面・精神面でも限界を迎え退職を考えるようになるでしょう。

力仕事が多い

介護職は、入所者の移動時や入浴時、着替え時などにおいて介助を行います。中には体格の良い入所者もいるため、女性の介護職員では対応できない場合もあります。しかし、補助出来る人員がいなかったりした場合などは、自分1人で介助を行わなければなりません。無理な力仕事で、体を悪くしてしまう人もいるそうです。

入所者からの意見や要望が多い

入所者の中には、高圧的に接してくる人や、自分の意見を押し付けようとする人もいます。要望通りやったとしても、クレームを言ってくる人やさらなる要望を押し付けてくる人もいます。そのため、精神的に疲弊してしまい鬱病を発症し退職に追い込まれることもあります。

介護職から別職種への転職が難しいと言われる理由

専門スキルが限られている

介護職に限らず長年その業界に従事していると、その業界の常識が身についてしまい他業種の慣習などに中々馴染めないということも多々あります。

また、介護職で得られたスキルは他では活かしづらいものも多くせっかく取得したスキルも他では通用しないということもあります。

業界ごとに異なる知識が要求される

介護職は介護のプロではありますが、その他の業界に通用するスキルが中々身に付きません。また、介護業界だけに限らず介護関係の資格を取得しても、他業種では活かせる場面が多くありません。事前に他業種の資格取得を目指そうにも難関資格などは取得まで数年単位かかることもあります。

転職活動のためのスキルアップに費やせる時間が少ない

前述したとおり介護職は労働時間が非常に長く、夜勤など体力的にもきつい勤務もあります。

帰宅時にはへとへとで自己研鑽に励むことも難しいです。そのため、資格取得のための勉強をしようにも中々手につかないこともあります。

介護職経験ならでは!転職で生かせるスキルとは

介護職は「手に職」を得られますが、あくまで介護職内で活かせるものです。しかし、そのような中でも他業種においても活かせるスキルもあります。

ここでは、介護職従事者が得られるスキルについて解説していきます。

コミュニケーション能力

介護職従事者が得られるスキルの代表的なものがコミュニケーション能力です。コミュニケーション能力は、対人関係構築において必要なスキルです。

同じ職種での転職で有利になるのはもちろん、営業職などへの転職でも十分活かされるでしょう。

クレーム処理能力

介護職にクレームはつきものです。中には理不尽なクレームであったり高圧的なクレームもあるでしょう。そのようなクレームによって精神的なダメージを受けてしまう人もいます。

クレームを適切に処理できるようになれば、どの業種に転職しても強みになるでしょう。

介護職からの転職先としておすすめの業界・職種

サービス業

サービス業は、相手が必ずいる職種です。介護での経験は、お客様の気持ちを汲み取る力やお客様を楽しませようとする精神が養えます。相手がいることで成り立つ職種同士、転職先として十分に考えられます。

介護職の別会社

介護職で培ったスキルは、介護職界内ではやはり重宝されます。高度なスキルを持った人物は同業他社からヘッドハンティングされることも少なくありません。

特集:「手に職」をつける建設業界への転職

介護職従事者は、前述したように資格はあれど国家資格と呼べるものは多くはありません。なので、資格よりも経験値が優遇される傾向にあります。

そのような中、建設業界は多数の国家資格があり各企業も資格取得に向けた支援制度を設けています。資格を取得すればするだけ、業界内で重宝されることにもなり更には他社へ転職を考えた際に、より条件の良い企業へ転職できます。

建設業界は今後も需要が高まり、公共事業などでも必要とされる業界です。今からでも「手に職」をつけるにはもってこいの業界なのです。

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